2007年01月27日

1/21(日)「TOUR is HARMONY」ファイナル in 渋谷AX

かなりの遅筆癖がついてしまい、TOUR is HARMONY の思い出を追うのも
うまくできなくて困っているのですけれど、とりあえず名古屋公演については
いったん後回しにして、先にファイナル東京のことを綴ってみました。

以下、東京公演の思い出です。
先日も記したが本当にこの世のものと思えないほどの楽しさ幸せさで、
私自身のホームでありますところの東京がいちばん楽しかったと思えて、
本当によかったなぁと思ってます。
そして思い出の長さが、無駄にもほどがある!


入場してまずは下岡側に立ってみたものの、ここで斉藤くん見えるかなぁ…?と
突然心配になり(名古屋ではシンバルが邪魔して全く見えんかったのだ)、
瞬時にセンターへ移動してみたの。結果、開演してみたら、どセンターこそが
最もあの子がシンバルで隠れる位置、という驚愕の事実を知ることになるのだが!
もー、いつからこんなふうにドラムのセッティング変えたの!

いつものように出囃子のフレーミングリップスがかかって、
場内いい感じの手拍子でアナログフィッシュを迎える準備は万端よ。
3人登場。健太郎さんセンター前に出てきて、変顔と手拍子でつかみはOKね。

あっ斉藤くんが驚くほど見えない! ああもう、今日もしょうがない!
よしいい機会だ今日は久々に健太郎さんロックオンで!とすがすがしく切り替え
(最前でもないのに彼だけ見事なまでに全身が見えるほどだった)、
改めて、自分の健太郎好きさかげんをひさしぶりに再確認しました。


1曲目、「Living in the City」。たぶん本当はなんてことない、
なんてことない、いつもどおりのオープニングなはずなのよ。
それがどういうわけか、いきなり異様に幸せな感じがMAXいっちゃったんだよな、
もー1曲目で感極まるとは思ってなかったよ!(笑)

「City」「Magic」と続いて、いつものようにブレイクタイム。


「本日は、アナログフィッシュ『TOUR is HARMONY』最終公演、
渋谷AXにお越しいただきまして、まことにありがとうございます」なんて
場内アナウンス風に喋りだす斉藤くん。
さらに斉藤くん「今日が、最後です。笑っても最後、泣いても最後。
踊っても最後、踊らなくても最後。僕は、踊りますけどね」
ん、まさしく彼は踊るドラマーだもんな。いいこと言った。


「ガールフレンド」入るとき、「素敵な夜にしよう!」って
健太郎さんこの日も言ったかな。もうだいぶ記憶が濁ってきた。

「Ticket To Ride」ちょうかっこいい!!もう一体、なんなのか!なんなのか!!
イントロの不協和ギターからさっそくどうにかなっちゃいそうなんですけど
長い長い間奏がじわじわと錯乱の世界へ突入していくくだりでもう、発狂!!
なんでこの曲、2年近くもこっそりしまっておいたんだよ!!

「シブヤーーー! シーーブーーヤーーーーー!!
(タコのように踊りながら)踊れるもんならー!踊ってみやがれーーーー!」
と絶叫して「世界のエンドロール」。あんまりにも珍妙なダンスで挑発されたので、
そんなふうに踊らなきゃいけないくらいなら私この曲で踊れなくてもいいわ…、と
いろんなことをあきらめそうになったよ(笑)


「このツアーでいろんなとこへ行って、岡山の広い道とか、北海道の
碁盤の目みたいに整然とした道路が気持ちいいってことも知ったし、
仙台の並木道も良かったし…」
というような話を下岡くんがして(詳細忘れてしまった)、「SIM CITY」へ。
もう、楽しいったらなかった。いつもこの曲には異常なまでに踊らされてきたけれど、
この日ほど狂ったことはさすがになかったと思う。
曲終わって下岡くんガッツポーズしたのこの曲だったかね。

天井から中央にスル〜と電球が1個下りてきて、「スパイダー」
すごいね、こんな演出見たときないね。わぁっ!て歓声あがったよ。
演出=ド派手なことやる、ってだけじゃないんだね世の中。
その1個のほんわりオレンジがかった明かりだけ灯って、
屋根裏みたいなさ、そんな空気ですんごい雰囲気あったんだけど、
あのちょっとしたナイトメアみたいな音出す間奏んとこでは、
だしぬけに鮮烈にババババッとフラッシュライトが瞬き続けて、
あの間奏は斉藤くんのための時間だと思っている私は
何もかも見逃すまいとあの子を凝視していたのだが、
(シンバルをめちゃくちゃ叩いてくれるおかげで、斉藤くんの姿が見えるのだ)
あぁ、斉藤くんがパラパラまんがみたいだ!!
私、フラッシュライトはものすごく不得意なんですが(恐怖症に近い)、
このときばかりはこれ見逃すくらいなら目がつぶれてもかまわないと思った(笑)

ライブ仕様のイントロドラムが始まって「Iwashi」へ。
「♪まっさかさまに落ちていく〜」って、正面まっすぐ見て下を指差しながら
歌う下岡くんがさ、良いんだよな! 良い、つうか………かわいい、んだよな…。
あ、これってこの曲歌うたびにやってるジェスチャーだと思うんですけれど、
今日はとりわけグッときたのよねどういうわけか。


ずっと雨が降ってて、それがすごいきれいに晴れた朝にできた曲です、
みたいなことを健太郎さんが言って、「SUN」へ。
大阪名古屋で聴いたよりずっとこなれて今回はすごく素敵だなぁと思ったが、
ん、サビに行くまではすごい好きなんだよな。サビが…残念だな。。
この曲で下岡くん、たしか白いギターを使用。

このあと「マテンロー」「この気持ちは僕のもの」と続いて、
終盤の猛ラッシュ前のやさしい時間コーナー、的なね。そんな感じ。


「Hello」→「エナジー」→「スピード」のくだりでは
名古屋んときと同様に「エナジー」でガッとギアがトップに入ってしまい、
なんかもう今の自分酷いな と気づいていながら全く止まれなくなった(笑)
「エナジー」がほんと気持ちよくてどうしようもなかったんだよ。
普段からよその人より多めに踊っている私なんですが、この日の狂乱感は
よりいっそう凄まじくて、「SIM CITY」の時点であぁ今日の私ちょっと異常だわと
感じてはいたのだが、案の定、異常さにどんどん拍車がかかってゆく。

ライブ仕様のイントロが始まるなか健太郎さん、
「歌いますよーーー!準備はいいですかーーーー!」とか言って、「アンセム」へ。
シャボン玉がステージ袖からふわぁ〜とわいてきたが、
各地公演を素敵に彩ってくれたあのシャボン玉製造機も
AXの広さには太刀打ちできなかったようで、ステージ上で、
健太郎さんだけが1人、シャボン玉に包まる絵ヅラに…(笑)
「この曲で、こんなに踊れるようになるなんてね。1年前には思ってもなかった」
演り終えて、そう話す下岡くんはとっても満足そうね。
たしか下岡くん、この曲終わりでもガッツポーズしてた気するんだよな。


最近、公平性についてよく考えてるんだけど、どんだけ考えても
公平になんてならなくて、ということを下岡くんが話していて、続けて
「でもオレは全然絶望してないから」と力強く。
本編ラスト「公平なWorld」へ。

大阪と同じとこで、ハンドマイクでふらふらしながら歌ってたんだけど、
今回は間奏入るときにしゃがんで静かにマイクを床に置いたよ。
そっとね。紳士ですから。
途中で天井からススーと、ギョッとするほどでかいミラーボールがさ!!
ミラーボールの親玉みたいのがラスボスみたいに下りてきて、くるくる回ったの。
そりゃあもう超ハイテク機器のていでくるっくる回ったの。

物凄い量の光の粒がぶわーーーっと拡散して、あの場ではあの凄まじい光の渦に
気持ちも飲み込まれて思考停止で白、みたいな状態だったはずなんだけど、
あぁダメだ今あのときの記憶よみがえらしたら急に泣けてきた。
こんなに遅れてクるなよ!!
この日の「公平なWorld」は激情型でなく、なんだかとても優しくて、
あの光の粒々がさ、世界のどっかに散らばってる希望たち みたいでさ、
あれ今思うとすごく素敵な演出だったなぁ。


アンコール。

健太郎さん、見事な美しい側転をしながら現れたのはこんときだったっけ?(笑)
斉藤くん下岡くんが紫色のツアーTを着て登場。
斉藤くん、誰にも触れられてないのに「(自分の着てるTシャツを指して)
あっ、これですか?これは…ねまきです」笑
とても着心地のいいねまきなんで、よかったら是非買ってください、という
宣伝コーナーでした。

1曲目、「出かけた」…!!!
あぁ、あぁ、東京では「出かけた」やったらいいなと思ってたんだ。嬉しい。
ラスト間際、ドラムのそばにへたりこんでギター弾く下岡くんの姿が忘れられない。
終わりのほうで数秒ギターの音が出なくなったが、曲終わった後
下岡くん「興奮して(エフェクタの)変なボタン押しちゃった」

「出かけた」は壮絶な重圧感で聴く者の魂まるまるぶっこ抜く恐ろしい曲で、
また聴いたあとの余韻が凄まじいので、ライブでは最後の最後にやるのが
ふさわしいとこあるけど、アンコールどアタマに持ってきた今日は
あの子たちきっとこのツアーの最後は笑顔で終わりたいんだなと思った。
だったらこちらも器用に切り替えねぇとな。と、努めて余韻をぶった切る。

健太郎「アンコールはどこもかぶらないでやっていこう、ってことに決めてて、
毎回違う曲をやってきたんですけど、まぁそれは北海道で破られたんですが、
今日は、今までのベストってことでやりたいと思います」
(「出かけた」は東京だけです)という話をして、これまでの地方公演の
アンコールでやってきた曲ん中から選出された曲たちを、披露なさいましたよ。
「月の花」そして「ラジオ」、さらに「白黒ック」!!!

「ラジオ」やったあとにこれ話してたかな。たぶん、この曲ができた頃の話。
下岡くん「健ちゃんがスタジオ入ろうっていってきて、
オレは金がないからっていったらあんとき健ちゃんすげぇ怒ったよね」
健太郎「そんなこと今ココで言われても…」爆笑

さらに下岡くん「オレが無職んときは健ちゃんが養ってくれて、
州一郎が無職んときはオレが養って、健ちゃんだけは誰にも養ってもらってない」
場内、賞賛の拍手(笑)
そして斉藤くんに向かって下岡くん「お前が底辺だ」笑
斉藤くんくやしいけれど言い返せないみたいな感じになっていたが、
だしぬけに「ワン、ツー、シーロクロック!」いきなり次の曲いった(爆笑)
慌てるフロント2名。なんといういやがらせか!(笑)

「白黒ック」って私がアナログフィッシュ見始めた頃わりとやっていて、
当時はさ、踊るという発想を持っていいのか分からんような空気のライブでさ、
だけど今はみんながこの曲で自由に素直に楽しさを巻きちらかしていて、
私が当時、アナログライブに欲しいと思ってた空気はこれだったんだよ
そう思いながら、自分の今居る空間の全てが愛しくてしようがなかった。
アナログフィッシュは突然に、私の求めていた完成形までたどりついていたよ。

感無量。感無量です。
今回のツアー。私ん中で彼らが、ひとつのゴールテープを切ったんです。
次に見るときには、きっとまた別のスタートラインに立ってるんです。
もう、もう、本当に、今ここに居るアナログフィッシュが大好きだ!!と
そんな気持ちがすっかりはちきれた。今のアナタたち最高に素敵よ。


で、ダブルアンコール。

斉藤くん、もうひとつのツアーT(ヘッドフォン柄)を着て現れて、
ドラムの準備しながらまた誰も聞いてないのにハッとしたふりをして
Tシャツ指さして「あっ、これですか?」笑
下岡くんに「もういいよ」とか言われてた気するけど幻聴か。

最後の最後はやっぱりこの曲、下岡くん「大団円で終わろう」といって「BGM」。
大阪と同様に
「Do you still need BGM?」(普通に元気に)「No thank you!」(合わせて元気に)
「Do you still need BGM?」(突然小声で)「No thank you!」(合わせて小声で)
まさに、大団円。笑顔にまみれて、当ツアーの全てが終わりましたよ。

「BGM」終わって余韻の音をじゃかじゃか鳴らしてるときに
下岡くん大きな声で「Do you still need BGM?」とさらにダメ押し、
自分たちとお客との間にできた絆のようなものを最後にまたガッチリ繋いで、
去ってゆきましたよ。ありがとう、ありがとう、って いっぱい言いながらさ。


終演後、別のポジションで見ていた仲間と、顔を合わすなりハイタッチしてた。
「終わったー!」とか言っちゃってさ。もう心底、爽快だったんだよな。
終わっちゃって寂しいな、みたいな発想なんて全く、ビタイチなくて、
何から何まで楽しいまんま、最後まで駆け抜けた!そういう充足感しかなかったな。

帰り道、けっこうな雨が降っていて、だけどそんなの不思議なくらい
どうでもよくって、妙にほっこりした気分で何を思ったか
わざわざ遠回りしてデレデレ歩く自分が居て、
家に着いたらわりと水びたしだったな。なにをやっているんだ。


------------------------
Living in the city
City
Magic
ガールフレンド
Ticket To Ride
世界のエンドロール
SIM CITY
スパイダー
Iwashi
SUN
マテンロー
この気持ちは僕のもの
Hello
エナジー
スピード
アンセム
公平なWorld

en.1
出かけた
月の花
ラジオ
白黒ック

en.2
BGM
------------------------


そこにいるみんなが楽しくなれる時間を作ったアナログフィッシュがいて
素敵な演出でアナログライブを引き立ててくれたスタッフの方々がいて
周囲の自由を侵すことなく最高に楽しむことを知っているお客たちがいて

TOUR is HARMONY

まさしく全ての要素が完璧に 調和 した 奇蹟のツアーだったんじゃないかと、
おおげさ かつ センチメンタル過剰 なことは自覚しつつ、それでも私はそう思うんよ。
だけど、これは奇蹟なんかじゃ済まないね。新しい、次の世界が待っている。

ネクストステージへの扉はもう開いていると思うんです。
その先ではどんだけ素敵なことが起きていくのか、今年はまた
去年までよりハイレベルな幸せをお届けしてもらえるに違いないと
勝手に期待し楽しみにしている気持ちだけでごはん3杯いけます。
posted by れい at 17:37| Comment(3) | ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
東京公演のレポート凄く心待ちにしていました。
読み終えた時、れいさんに「ありがとう」といいたくなりました。どこの雑誌の記事よりあなたが書く文章がいいと思います。アナログフィッシュを心底好きなんだなぁというのがびしびし伝わります。
私は大阪しか行かなかったんですが、ライブ後私も同じようにまだ見たいとか、もっと演ってとか感じず、堪能したぜ!!と思えました。でも東京はさらに上を行くんですね〜。嗚呼羨ましいな(^o^)
4月のスクランブルツアー、大阪・東京行きます!!
初東京進出だ♪
Posted by ゆきんこ at 2007年01月27日 23:53
大阪名古屋も本当に最高だったんですよね。
点数でいったら100点満点と断言できますよ、ただ東京で
200点超えちゃったみたいな奇蹟を起こしたんです彼ら(笑)
私が今まで見てきたアナログ東京ライブん中で
今回がぶっちぎりの楽しさNo.1だったんじゃないかな。
おお、東京いらっしゃるんですね!
大阪との空気の違いも含めて、堪能してください。

音楽の専門的なことも知らずに勝手に書き散らかしてるものですから
好きなものに対して好きだ好きだと言い続けることしかできないんですが、
それをおもしろがっていただけたら何より嬉しいです。
ありがとう。ありがとう。
Posted by れい at 2007年01月30日 00:00
わぁ、れいさんからお返事だ。大変嬉しいです。

私は、05/06のカウントダウンジャパンで彼ら3人のライブを初めて体験しました。その時聴いた『Town』で文句無く大好きなバンドになりました。
あれから1年、Fes等で何度かライブに行きましたが、先日の大阪がベストですよ。

最近夢を見る。アナログとタモさんが曲についてしゃべっているのを…なぜかMステに出演しちゃってます、彼ら。そんぐらいアナログの音楽が世間に伝わる年なんじゃないかなぁ〜と勝手に想像・妄想しとります。
Posted by ゆきんこ at 2007年02月01日 06:48
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